ラージエリアESは無溶剤のポーリカーボネート樹脂に特殊骨材を配合することで滑り止め効果を発揮します。
ラージエリアESが持つ粘性はやや高いので、他の溶剤系の防滑塗料に比べ 施工により形成する膜厚が厚くなります。 膜厚がある分他の防滑塗料に比べ耐久性も向上します。 また、膜厚があることで比較的大きな骨材も塗布できるようになり、他製品に比べ強力なグリップ力を発揮する施工も可能になります。 この優れた特徴により、施工場所に応じたグリップ設計が可能になります。 |
ラージエリアESは2種類の製品を用意しています
●ラージエリアESG
あらかじめ骨材が材料に入った製品です。(0.1mm-0.3mmの骨材がミックスブレンド)
砂骨ローラー(極細目)で塗るだけで一般的な防滑対策ができる製品です。
雨の日の屋外で靴を履いた状態での転倒事故防止を想定したブレンドになっています。
一般的な防滑対策として、下地に塗るとCSR値が乾燥0.80 水0.60前後になるように設計しています。
●ラージエリアESC
骨材が後入れの製品です。グリップ力を変えたい場合に有効です。
使用する骨材は、0.1mm-0.75mmから選択することができ、配合量も変えることができます。
また、工法によってグリップ力を変えることもできます。
(1)製品に選択した骨材を混合し施工(ラージエリアESGのように)
(2)材料を塗布してから骨材を任意に散布し、硬化後再度材料を塗布するサンド仕上げ施工
--ラージエリアESCを選択する事例--
◆浴室やプールでの施工をお考えの方
⇒素足でも痛くない滑り止めが可能です。
◆自転車等の軽車両が通る場所での施工をお考えの方
⇒接点の少ないタイヤでも滑らない様なグリップ力が強めの施工が可能です。
◆雪が少々降っても効果を希望する方
⇒大きい骨材を選択することで表面の凹凸を大きくでき滑り止め対策が可能です。
◆コート剤として使用したい方
⇒骨材なしで施工することで下地の保護(汚れや磨耗から守る)を目的とした使用も可能です。
◆着色タイプでリフォーム兼防滑対策をお考えの方
⇒別注色(30kgから)はラージエリアESCでの供給となります。